いまだにあるのかどうか知りませんが、
「君もアクション俳優にならないか?」
というような誘い文句を見つけたら御用心です。

なぜなら「アクション俳優」自体が
死語というだけでなく、
すでに終わっているのですから。

以前、オワコン
という流行語がありましたが、
まさに「アクション俳優」とは
オワコンの極みと言えるでしょう。

ですから、
いまだに自分のことを
アクション俳優
と称している知り合いを見ていると、
正直言って痛いのですが、

そのことにはあえて突っ込まずに、
さらりと流すのが大人というものです。

しかし彼ら、私と同世代の人々が
アクション俳優」という言葉に
こだわる気持ちもわからないではありません。

というのも、
かつて1980年代には
アクション俳優」という存在が、
まさに燦然と光り輝いていたからです。

しかし時代は変わり、
2016年の現代において
アクション俳優」とは、

現代劇アクションにおける
やられ役というようなレベルへと
転落しています。

時代劇での斬られ役を
カラミといいますが、

恐るべきことに現代において
アクション俳優」とは、
現代劇専門カラミを指しているに過ぎません。

ですから私が「アクション俳優
という語を用いるときは、

「80年代型アクション俳優
というように時代性を入れることで
差別化を図るようにしているくらいです。

だから
アクション俳優募集」というのは、
現代劇専門カラミ募集と同義であるわけで、

アクションをやりたいと思っている皆さんは、
注意した方がよろしいでしょう。

そこで私、
石田憲一が提案しているのは
アクション・パーソンという言葉です。

これは広義の
「アクションをやる人」という意味で、

プロ/アマとか、
カラミ/アクションスター、趣味人・・・
といった区別を一切取っ払い、

「純粋にアクションに取り組む人」
を総称する語として
バンバン広めていきたいと考えています。

石田アクションWORKSでは、
アクション・パーソンをガンガン育てて、

私と一緒になってアクションをやる楽しみを
共有したいという、
ささやかな野望があるのです。

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